2020年01月03日

異常気象によって家を失う人が世界的に増えている

異常気象によって家を失う人が世界的に増えている
異常気象


日本でも台風などの甚大な被害が毎年のように発生していますが、この異常気象によって家を失う人が世界的に増えている傾向があり、ある報告では1年間で2000万人という人々が家を失って難民化しているのだそうで、この傾向は異常気象の原因の一つと考えられる地球温暖化の温室効果ガスをそれほど排出していない所得の低い国の方が、深刻な被害を受けているそうです。

この異常気象は台風などのサイクロンや大雨などが原因で河川の氾濫などの洪水、大規模な森林火災など一度火が付くとなかなか消火することができない火災で住み家を失うなどのケースが増えており、地震や火山の噴火などの被害の7倍も高く、暴力的な紛争による難民化よりも3倍高いのだそうで、地球温暖化による異常気象による被害がかなり深刻な問題となっているようです。

皮肉なことに温室効果ガスを輩出している国よりも、排出量が少ない低所得の国の人々の方が気象災害によって家を失う可能性が高いのだそうで、世界的にも裕福な国に属していると考えられるアメリカなどの国の人々よりも4倍も高く家を失う可能性があるのだそうです。

ただでさえも裕福な先進国よりも貧困な傾向があると考えられる開発途上国の方が、異常気象による災害で家を失う可能性が高いという事は、経済的にも元の状態へ復活できる可能性も少なそうで、一度被害を受けるとどうにもならなくなり、難民化してしまう悲しい話が今後も世界的に増えてしまう危険が心配です。



Posted by assay394 at 11:07 │異常気象